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新製品ニュース
2010年04月26日

サンプリング周波数 fs=8kHz~192kHzに対応しながら、低消費電力を実現 オーディオ用ステレオA/Dコンバータ NJU3610FR3のサンプル配布開始

新日本無線(本社:東京都中央区 代表取締役社長:平田一雄)では、AVアンプ、スピーカシステムなどに最適な、オーディオ用ステレオA/DコンバータNJU3610FR3の開発を完了しサンプル配布を可能としました。

開発背景

AVアンプ、スピーカシステムは、内部の信号処理をディジタルで行う方式が主流となっていますが、様々な入力ソースに対応するためアナログ入力端子が残されており、取り込みにはA/D変換が必要です。

近年、環境への配慮から、オーディオ機器の低消費電力化がより一層求められており、これらオーディオ機器に搭載される、A/Dコンバータには高精度変換と低電圧動作化、低消費電力化の両立が求められています。

新日本無線はこのような要求に応えるため、低電圧動作、低消費電力で高精度変換に対応した、オーディオ用ステレオA/Dコンバータ NJU3610FR3を開発いたしました。

製品概要

NJU3610FR3は、差動入力ステレオ4入力1出力セレクタ、5次ΔΣモジュレータ、ディジタルフィルタで構成される、オーディオ用ステレオA/Dコンバータです。

サンプリング周波数 fs=192kHzまで対応かつ低消費電力を実現

fs=192kHzとオーディオ用A/Dコンバータとしては高いサンプリング周波数対応でありながら、製造プロセスと回路構成の見直しによって低消費電力化(他社同等製品比1/3)を実現し、オーディオ機器の付加価値向上と環境負荷軽減に貢献します。

消費電力(fs=192kHz時)

  • アナログ部 : 23.1mW
  • ディジタル部 : 14.4mW

差動入力タイプの入力セレクタを搭載し、コモンモードノイズの影響を低減

アナログ信号入力部分は、ステレオ4入力1出力のセレクタを採用し、4種類のアナログ音源ソースから容易に選択することができます。 また、コモンモードノイズの影響低減のため差動伝送入力としています。

信号処理DSPとの組み合わせが容易で設計負荷低減に貢献

NJU3610FR3は、NJU26060Vなどの弊社オーディオ用DSPとの組み合わせによって、アナログ入力のスピーカシステムを容易に構築できます。 デバイス間のマッチングなどを気にせず使用可能なため、設計の効率化が図れオーディオ機器の開発期間を短縮します。

20100426_NJU3610pm.jpg

アプリケーション

  • AVアンプ、スピーカシステム(サウンドバーなど)、ポータブルオーディオ機器など

アプリケーション

  • 1bitΔΣステレオA/Dコンバータ
  • 4-1セレクタ搭載(4入力1出力)
  • サンプリング周波数 8~192kHz対応
  • ダイナミックレンジ 100dB(typ.@3.3V, 96kHz)
  • S/N 100dB(typ.@3.3V, 96kHz)
  • S/(N+D) 90dB(typ.@3.3V, 96kHz, -1.0dBFS)
  • 電源電圧
    • 単電源動作時 3.0~3.6V(typ. 3.3V)内蔵レギュレータ併用動作
    • 2電源動作時 3.0~3.6V(アナログ, I/O:typ. 3.3V),1.65~2.0V(ディジタル:typ. 1.8V)
  • シリアルオーディオフォーマット 24/16bit 左詰, I2S マスター/スレーブ
  • 外形 LQFP48-R3 (9.0×9.0×1.5mm typ.)[鉛フリー]

生産予定/サンプル

  • サンプル配布 : 開始済
  • 生産 : 2010年4月より月産5万個で立ち上げ予定
  • 参考価格 :@\500

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