技術インフォメーション ~半導体製品~

光学薄膜フィルタ付き照度センサ

背景
PDA、ノートPC、携帯電話などの情報機器や液晶TV、プラズマTVなどのAV機器では、ディスプレイの表示品質を向上させ、なおかつ消費電力を抑えるために照度センサを使い、周囲の明るさに応じてディスプレイの輝度を自動的に調整する機能が必要になってきています。
また、ディスプレイを搭載していない機器でも、周囲の明るさに応じて自動的にオン・オフする照明器具や、手をかざすと反応する玩具などに照度センサが使われています。
照度センサとしては、硫化カドミウムを基板の上に焼結した構造のCdSセルが古くから多くの機器に使われていますが、欧州にて2006年7月から施行されたRoHS(Restriction of Hazardous Substances)指令により、電気電子機器類に含まれる6種類の有害物質[カドミウム、水銀、鉛、六価クロム、ポリ臭化ビフェニール(PBB)、ポリ臭化ジフェニルエーテル(PBDE)]が原則として使用禁止になることに伴い、これらの有害物質を含んでいない照度センサへの切り換えの需要が急速に高まっています。
特徴
今回紹介する照度センサの構造を図1に、外観を写真1に示します。光学薄膜フィルタを内蔵することにより、図2に示しますように人間の視感度特性に近い分光感度特性を実現しています。この分光感度特性により、異なるスペクトラムをもった光源、例えば蛍光灯、白熱灯、太陽光などによる光電流の差を小さくすることができます。
定格と電気的光学的特性を表1に示します。
NJL6501R外形写真
写真1_照度センサの外観

NJL6501R構造
図1_照度センサの構造

NJL6501R照度センサの分光感度特性例
図2_分光感度特性例

NJL6501R
表1_定格と電気的光学的特性
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