日本初*1のデジタル電源制御用DSCでより高度な電源制御が実現可能

2010年7月20日

電源制御用DSC (Digital Signal Controller) NJU20010シリーズを市場投入

新日本無線(本社:東京都中央区 代表取締役社長:平田一雄)では、太陽光発電システムのパワーコンディショナやLED照明用電源などスイッチング電源の制御をデジタル方式で行なえる、日本初*1のデジタル電源制御用デジタルシグナルコントローラ(以下 DSC)、NJU20010シリーズの開発を完了しサンプル配布を可能としました。

*1  2010年7月 当社調べ

【開発背景】

新日本無線は、アナログ電源ICメーカとして、長年にわたり数多くの卓越した電源ICを市場に提供して参りましたが、アナログ電源技術では成し得ない性能、機能を電子機器にもたらすデジタル電源技術に、国内ICメーカとして一早く着目し開発を進めてきました。

従来、スイッチング電源制御用ICは、アナログ方式が一般的でしたが、近年、電源の高機能化,高効率化および小型化が可能なデジタル電源への取り組みが電機メーカー各社で活発化し、パラメータの最適かつリアルタイムな制御、より高速な制御、外部通信などが実現できるデジタル電源制御デバイスへの市場要求が強まっています。

新日本無線は、このような要求に応えるため、新日本無線オリジナルのDSPコア「Ximo16A」と、高速AD変換機能、柔軟なPWM機能など、リアルタイム性の向上、かつ、高速応答の実現が可能なデジタル電源制御用DSC NJU20010シリーズを開発いたしました。

【製品特長】

NJU20010F,NJU20011F

NJU20010シリーズは、デジタル電源向けにリアルタイム性の向上を追求し、最適設計された最大動作周波数62.5MHzの新日本無線オリジナルのDSCです。

特長1:高速応答の実現に向けた機構を装備
DSPとマイクロ・コントローラの特長を合わせたハイブリッド型16ビット固定小数点DSPコア「Ximo16A」と、高速AD変換機能、柔軟なPWM機能により、周辺回路を含めた搭載機器の高速応答を実現するための機構を備えます。
特長2:システム構成や仕事量に応じた消費電力管理の実現に向けた機構を装備
プログラマブルなクロック周波数設定機能、各種スリープ機能などシステム構成や仕事量に応じた消費電力管理機能を可能とする機構も備えています。
特長3:プログラム開発に欠かせない専用の"統合開発環境"も準備
新日本無線オリジナルDSPコア"Ximo16A"に対応した専用ツール、JTAGデバッガ/IDEを外部ツールメーカーと共同開発で提供可能とし、お客様でのプログラム開発を支援します。

【アプリケーション】

【製品機能および特長】

【開発製支援ツール*2    Ximo16用】

■JTAGデバッガ
WATCHPOINT  株式会社 ソフィアシステムズ
■IDE (Integrated Development Environment)
XASS-Vシリーズ  ガイオテクノロジー株式会社
■GNUオープンソース
gcc/binutils
*2:商品名、社名は各社の商標または登録商標です。

【開発製品一覧】

製品名 機  能 応  用 パッケージ
NJU20010
(サンプル配布可)
デジタル電源制御用DSC
AC-DC電源
DC-DC電源バラスト電源
LED照明用電源
パワーコンディショナ
モーター制御などのデジタル電源アプリケーション
LQFP52-H2
NJU20011
(2010年8月予定)
LQFP64-H2

【生産予定/参考価格】

詳細なスペックはこちら
NJU20010シリーズ

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