高受信感度、フルスイング検波出力、高い負荷ドライブ能力により
通信機器の部品点数削減に貢献
2010年6月15日
広帯域 FM IF 検波IC
NJM2549のサンプル配布開始
新日本無線(本社:東京都中央区 代表取締役社長:平田一雄)では、RF ID機器、赤外線通信機器、給湯器リモコンなど各種通信機器に最適な、広帯域 FM IF 検波 IC NJM2549の開発を完了し、サンプル配布を可能としました。
【製品特長】
NJM2549は、IFリミッタアンプ、FM検波回路、電界強度計(RSSI*1)で構成される、広帯域 FM IF 検波 ICです。
- 特長1:高受信感度と業界最小*2小型パッケージへの搭載を実現
- 受信感度は、22dBµV(typ.:-3dBリミッティング感度)と当社従来品に比べ約6dB向上させており、受信入力部のアンテナ、LNA(Low Noise Amplifier)などの回路構成を簡略化でき、通信機器の部品点数削減に貢献します。また、通信機器の小型化要求に対応するため、業界最小サイズとなるパッケージTVSP10(3.1×4.0×1.0mm)へ搭載し高いスペース効率を提供します。
- 特長2:フルスイング検波出力、高いドライブ能力により負荷を直接駆動
- 検波出力は、業界初*3となるフルスイング出力 2.7Vpp(typ.:電源電圧3V時)を実現、出力バイアス電流も350µA(max.)と高いドライブ能力があり、検波後の各種信号処理回路などの負荷駆動用増幅回路(オペアンプなど)が不要*4となり、部品点数削減に貢献します。
- 特長3:検波出力特性の傾斜(N/S-Curve)選択が可能
- 移相器用外付けコンデンサとの接続を切り換えることにより、検波出力特性の傾斜(N/S-Curve)を選択できます。(業界初*5)これにより、通信機器の機種ごとに違う検波出力特性に容易に対応できます。
- 用語解説
- *1 :RSSI Receive Signal Strength Indication
- *2,3,5 : 2010年5月、当社調べ。
- *4 : 負荷条件によって必要な場合もあります。

【アプリケーション・ブロック図】
- HF帯RF ID
- 赤外線通信機器
- 給湯器リモコン
- ワイヤレス マイク/ヘッドフォン
- 各種通信機器(キャリア検出)
【製品機能】
- 高受信感度 22dBµV(-3dBリミッティング感度)
- 小型パッケージ TVSP10(3.1×4.0×1.0mm)
- フルスイング検波出力 2.7Vpp(typ.:電源電圧3V時)
- 検波出力特性の傾斜設定が可能(N/S-Curve)
- 低消費電流 3.0mA typ.
- 低電圧動作 2.7V~9V
- IF入力周波数
- 10.7MHz(標準値,IF IN端子)
- 100kHz~15MHz(測定条件による)
- FM検波周波数 DC~1MHz(測定条件による)
【生産予定/参考価格】
- サンプル配布 : 2010年6月より開始済
- 生産 : 2010年7月より月産10万個で立ち上げる予定
- 参考価格(単価) :\200