小型・薄型パッケージラインアップ拡充で、携帯電話機カメラモジュールの小型化に貢献
2010年2月10日
COBPフォトリフレクタ NJL5901R-2/NJL5902R-2のサンプル配布開始
新日本無線(本社:東京都中央区 代表取締役社長:平田一雄)では、携帯電話機のオートフォーカスカメラモジュールに最適な、COBP(Chip On Board Package) フォトリフレクタ*1NJL5901R-2/NJL5902R-2の開発を完了しサンプル配布を可能としました。
【開発背景】
携帯電話機向けのオートフォーカス(以降AF)カメラモジュールは、レンズと撮像素子、モータ、レンズ位置検出用光センサ(フォトリフレクタ)などの周辺部品によって構成されていますが、携帯電話機の薄型化の要求により、更なる小型・低背化が求められています。
特に低背化によってレンズと撮像素子間の焦点距離を確保するため、レンズ口径を大きくする必要がありますが、携帯電話機向けとして、カメラモジュール全体の外形サイズには制約があるため、使われる周辺部品にさらなる小型化が求められています。
新日本無線は、このような要求を満たすため、従来製品よりさらに小型化を実現した、COBPフォトリフレクタNJL5901R-2/NJL5902R-2を開発いたしました。
【製品概要】

NJL5901R-2/NJL5902R-2は、高出力の赤外LEDと高感度Siフォトトランジスタを組み合わせた表面実装小型・薄型フォトリフレクタです。
- 特徴1:表面実装小型パッケージ搭載により、AFカメラモジュールの小型化に貢献
- 当社従来製品(NJL5901AR-1/NJL5902R-1)に比べ小型のパッケージ(NJL5901R-2:1.4×1.0×0.6mm/NJL5902R-2:1.7×1.2×0.6mm)に搭載することにより、実装時の面積をそれぞれNJL5901R-2で約33%、NJL5902R-2で約36%削減でき、AFカメラモジュール小型化に貢献します。
「従来製品パッケージサーズ」
NJL5901AR-1:1.3×1.6×0.6mm / NJL5902R-1 :1.6×2.0×0.6mm
- 特徴2:低動作暗電流により、高S/N比を確保 (NJL5902R-2)
- NJL5902R-2は、動作暗電流*2が0.5µA max.と低く、高いS/N比が要求される用途に最適です。
- 特徴3:ハロゲンフリー対応 /鉛フリーリフロー半田付けが可能。
- ハロゲンフリー対応パッケージに搭載し、鉛フリーリフロー半田付け(260℃、2回)を可能とし、実装性と環境に配慮しています。
- 用語解説
- *1 フォトリフレクタ
- LEDとフォトトランジスタをひとつのパッケージに搭載した反射型センサのことです。
- LEDから出た光は反射物に当りその反射した光をフォトトランジスタで検出します。
- 反射した光の量によってフォトトランジスタから出力される電流値が増減し、反射物の有無や移動量の検出が可能になります。
- *2 動作暗電流
- 検出物が無い時に、フォトトランジスタに流れる微弱電流

【アプリケーション】
- カメラモジュールのAF位置検出用途
- 手ぶれ補正システムの位置検出用途
- その他、各種検出用途
【製品機能】
- 表面実装小型パッケージ
NJL5901R-2:1.4×1.0×0.6mm(厚さ)
NJL5902R-2:1.7×1.2×0.6mm(厚さ)
- 高出力電流
NJL5901R-2:240µA typ.
NJL5902R-2:100µA typ.
- ハロゲンフリー対応
- 鉛フリーリフロー半田付けが可能(半田付け温度260℃、2回)
【生産予定/参考価格】
- サンプル配布 : 2010年2月より開始
- 生産 : 2010年3月より月産100万個で立ち上げる予定
- 参考価格 : NJL5901R-2 @\30 / NJL5902R-2 @\30