多様化した開発仕様に対応し、さらにTVやオーディオ機器の細やかな音質調整を実現

2009年6月16日

TV・オーディオ機器用デジタルシグナルプロセッサ NJU26124のサンプル配布開始

  新日本無線では、TVやミニコンポ/スピーカシステム/カーオーディオなど、各種オーディオ機器に合わせた細かな音質調整が可能なイコライジング機能を搭載したDSP*1、NJU26124の開発を完了し、サンプル配布を可能としました。

【開発背景】

TVやオーディオ機器では、スピーカの小型化やコストダウンによる音質の低下、デザイン重視によるスピーカボックスの小型化・配置場所の悪化・開口率の縮小化による音質低下対策として、イコライザによる音質向上が重要な市場要求となっています。NJU26124は、このような要求に応えるために開発されたTV・オーディオ機器用DSPです。

【製品特徴】

従来のDSPでは、イコライザは、機能の一部として5バンド~10バンド域のPEQ*2を搭載していますが、NJU26124は「FIR*3 フィルタ+3Band PEQ」モードと「多バンドPEQ+タイムアライメント」モードを搭載しており、機器メーカ-の開発環境により最適なモードを選択可能です。

1.「FIRフィルタ+3Band PEQ」モード搭載
1チャンネルあたり512TAPのFIRフィルタをステレオで搭載することで、歪の少ない周波数特性の調整を実現し、さらに3バンドPEQにより機器メーカまたはエンドユーザーの好みや、音楽ジャンルに合わせた音質設定を可能としました。
2.「多バンドPEQ+タイムアライメント」モード搭載
入力・出力共に2チャンネル(L/R 1ch)から6チャンネル(L/R 3ch)まで対応し、2チャンネル出力時は26バンドのPEQが調整可能、6チャンネル出力時も8バンドのPEQが調整可能なため、多チャンネル出力時でも十分な音質調整を実現しました。また、各バンド毎にPEQ、またはLPF*5HPF*4LSF*6HSF*7の選択が可能で、幅広い音質調整が可能です。さらに、タイムアライメント用ディレイを搭載し、1チャンネルあたり最大18msec(6チャンネル出力時)調整可能で最適なリスニングポジションを実現します。

【その他】

用語解説
*1 DSP:Digital Signal Processor / *2 PEQ:Parametric Equalizer / *3 FIR:Finite Impulse Response
*4 HPF:High Pass Filter / *5 LPF:Low Pass Filter / *6 LSF:Low Shelf Filter / *7 HSF:High Shelf Filter

【開発製品一覧】

製品名 NJU26124
機 能 FIRフィルタ+3バンドPEQ、8~26バンド PEQ・LPF・HPF・LSF・HSFタイムアライメントディレイ
応 用 TV、ミニコンポ、スピーカシステム、カーオーディオ
外 形 SSOP24-C2
NJU26124

【製品機能】

【生産予定/サンプル価格】

詳細なスペックはこちら
NJU26124

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