最低出力電圧0.8Vながら、出力電圧精度、負荷安定度などアナログ特性を高めた低飽和型レギュレータ

2009年11月25日

Io=500mA  低出力電圧低飽和型レギュレータ NJM2841のサンプル配布開始

新日本無線(本社:東京都中央区 代表取締役社長:平田一雄)では、CPU,DSP,ASIC*1用電源に最適なIo=500mA低出力電圧低飽和型レギュレータ、NJM2841のサンプル配布を可能としました。

【開発背景】

CPU,DSP,ASICなどのディジタルICは、処理能力向上のため、素子や配線の微細化,低電圧動作化が進み、同時に電流容量が増大しており、供給される電源電圧には、精度と負荷変動時の優れた安定度が求められます。この様な要求に応えるため、新日本無線では、Io=500mA 低出力電圧低飽和型レギュレータ(以降LDO)、NJM2841を開発しました。

【製品特徴】

NJM2841は、2電源タイプ(シーケンスフリー)のLDOで、定電圧回路,ON/OFF回路,過電流保護回路,サーマルシャットダウン回路などで構成されています。

1.低出力電圧ながら高精度出力電圧、高負荷安定度を実現
NJM2841は、低電圧出力(0.8V~)ながら、高精度出力電圧(Vo±1.0%)、高負荷安定度(ロードレギュレーション=0.002%/mA max.)を実現しています。また、バイポーラプロセスを使用し、ローノイズ(VNO= 40mVrms)、高リップル除去比(86 dB typ.)も同時に実現、CPU,DSP,ASIC用電源として最適なアナログ特性となっています。
2.シーケンスフリーの2電源タイプ
一般的なレギュレータでは、入力電圧(VIN)と制御回路用電源(VBIAS)が内部で共通化されており、入力電圧が低い場合、制御回路の物理的特性の制約から、負荷安定度などのアナログ特性は犠牲となってしまいます。
NJM2841は、この課題をクリアしアナログ特性確保のため、入力電圧と制御回路用電源を別々に入力する、2電源タイプとしました。また、2電源タイプとした場合、正常動作させるための電源制御シーケンス(電源投入順番)が厳密に規定されている場合が多く、設計負荷の増大を招いていました。NJM2841は、複雑な電源制御シーケンスを意識する必要がないシーケンスフリー設計とする事によって、この設計負荷を取り除きました。
3.小型4.7µFセラミックコンデンサ対応
回路レイアウトの最適化により、出力コンデンサのセラミックコンデンサ対応を実現。これにより実装基板の省スペース化、コストダウンに貢献します。
用語解説
*1 :ASIC(Application Specific Integrated Circuit)
特定用途向けとして複数の機能回路を1つにまとめたICの総称。

【開発製品一覧】

製品名 NJM2841
機 能 Io=500mA低出力電圧低飽和型レギュレータ
アプリケーション CPU,DSP,ASIC用電源(TV,Blu-ray Disc/DVDレコーダ,カーオーディオなど)
外 形 SOT-23-5(MTP5)
NJM2841

【製品機能】

【生産予定/サンプル価格】

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NJM2841

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