TVやオーディオ機器で高品質のサラウンドと音声の明瞭化を実現

2008年8月22日

TV・オーディオ機器用デジタルシグナルプロセッサ NJU26123のサンプル配布開始

新日本無線では、TV,ミニコンポ,ラジカセ,スピーカシステムなどの各種オーディオ機器ごとに細かな音質調整が可能なDSP*1、NJU26123の開発を完了し、サンプル配布を可能としました。

近年、臨場感豊かな音楽再生機能を搭載したTVやオーディオ機器が普及しておりますが、音楽が聴きやすくなる反面、BGMや環境音に押されがちな会話や台詞などの人の声は聞き取りにくく感じられ、音声の明瞭化の向上が重要な市場要求となっております。NJU26123は、このような要求に応えるために開発されたTV・オーディオ機器用DSP*1です。

NJU26123は、台詞のニュアンスを重視した自然な3Dサラウンド機能、台詞の明瞭度を向上させるダイアログブースト機能、低音を強調再生するバスエンハンス機能などの、NewJRCオリジナルサウンドエンハンスメントにより、BGMや環境音の臨場感を損なうことなく音声の明瞭化を実現しました。

また、10Band PEQ*2・トーンコントロールを搭載し、製品に合わせた音質調整が可能で、さらに、FIR*3フィルタで構成された急峻な減衰特性を持つHPF*4/LPF*5により、高音域/低音域に音域を分割し、分割した音域ごとに独立したDRC*6を掛けることで、最大限にダイナミックレンジを使うことができ、搭載機器に最適な音質調整を可能とします。

NewJRCオリジナルサウンドエンハンスメントやDRC*6を搭載したNJU26123は、TV・ミニコンポ・ラジカセ・スピーカシステムなどの各種オーディオ機器に最適です。

NJU26123は
  1. センタ成分をブーストするダイアログブーストにより台詞の明瞭度向上。
  2. センタ成分のレベルを中心に圧縮制御するDRC*6により、音源のセンタ成分を監視し、ダイナミックレンジを抑えることで台詞の安定化を実現。
  3. FIR*3フィルタで構成したHPF*4 / LPF*5により高音域/低音域に分割し、独立した音域にDRC*6を掛けることで、機器に最適な音質調整が可能。
  4. 10Band PEQ*1とトーンコントロールにより、製品に合わせた音質調整が可能。
  5. レギュレータ内蔵で3.3V単一電源で動作。

などの特徴を有し、各種オーディオ機器の音質調整に最適です。

用語解説
*1 :DSP :Digital Signal Processor  *2 :PEQ :Parametric Equalizer  *3 :FIR :Finite Impulse Response
*4 :HPF :High Pass Filter  *5 :LPF :Low Pass Filter  *6 :DRC :Dynamic Range Compression
<開発製品一覧>
製品名 機  能 応  用 外 形
NJU26123 NewJRCオリジナルサウンドエンハンスメント
(3Dサウンド機能,ダイアログブースト,バス エンハンスメント)
10Band PEQ, HPF/ LPF (FIR Filter)
DRC (Dynamic Range Compression) ,トーンコントロール ,ディレイ
  • TV
  • ミニコンポ
  • ラジカセ
  • スピーカシステム
SSOP24-C2
NJU26123
<製品の機能および特徴の概要> <生産予定/サンプル価格>

新日本無線では、NJU26123のサンプル配布を2008年8月より開始し、生産は9月より月産10万個で立ち上げる予定です。
なお、サンプル価格は@¥500です。

詳細なスペックはこちら
NJU26123

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