3倍のリニアリティを実現、携帯電話のAFレンズ位置検出に最適

2008年10月01日

位置検出用COBPフォトリフレクタ NJL5904Rの量産開始

新日本無線では、携帯電話向けカメラモジュールオートフォーカス(以降AF)用レンズの位置検出に最適な、COBPフォトリフレクタNJL5904Rの開発を完了し、量産を開始しました。

近年の携帯電話カメラには、AF機能が搭載され始めており、AFレンズ駆動に使用されるモータはステッピングモータやボイスコイルモータが多く搭載されています。しかし、駆動音の低減/小型化の要求から、静寂性/小型のほかに、位置決めが無限に細かくできる/応答性が極めて速いなどの特徴を持つピエゾモータへと移行し始めています。

また現状、AFレンズ位置検出にはフォトリフレクタやホール素子が使用されていますが、撮像素子(レンズから入ってきた光を電気信号に変換する電子部品)の高画素化に伴い、AF用レンズの位置精度向上が求められ、レンズ位置検出センサには、より長いリニアリティが要求されています。NJL5904Rは、このような要求に応えるために開発されたCOBPフォトリフレクタです。

NJL5904Rは、赤外LEDとフォトトランジスタを使用した反射型センサで、受光部の最適化により、検出距離が約0.7mm(typ.)と従来品の約3倍のリニアリティを実現しました。また、NJL5904Rは、光を利用したセンサで、周辺部のモータやスピーカの磁界の影響を受けないため、搭載機器の設計制約の軽減が可能。さらにハロゲンフリー対応の小型・薄型の面実装パッケージを採用しています。長いリニアリティを実現したNJL5904Rは、AFレンズ位置精度のバラツキの抑制に寄与し、携帯電話向けカメラモジュールAF用レンズの位置検出に最適です。

NJL5904Rは
  1. 出力電流の長いリニアリティが得られる、検出物の検出距離が0.7mmと従来品の約3倍。
  2. 光を使用したセンサのため、周辺部のモータやスピーカの磁界の影響を受けない。
  3. ハロゲンフリー対応。
  4. 小型・薄型の面実装パッケージを採用。
などの特徴を有しています。
<開発製品一覧>
製品名 機  能 応  用 外 形
NJL5904R 位置検出用
COBPフォトリフレクタ
  • 携帯電話向け
      AF機能付きカメラモジュール
  • DSC(ディジタルスチルカメラ)
  • 手ぶれ補正用位置検出
COBP
(Chip On Board Package) 4pin
NJL5904R
<製品の機能および特徴の概要>
  • エッジ応答特性の高リニアリティ    0.7mm(typ.)
  • 可視光カットフィルタ内蔵
  • 鉛フリー/RoHs/ハロゲンフリー対応
  • 鉛フリーリフロー半田付け対応
  • COBPパッケージ   (1.8× 2.0× 0.6mm)
<生産予定/サンプル価格>
新日本無線では、NJL5904Rの生産を50万個で、2008年8月より開始しました。なお、サンプル価格は@¥60円です。

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