高利得とバイパスモードの搭載でワンセグ放送の安定受信に貢献

2008年12月29日

バイパス機能付ワンセグ用広帯域低雑音増幅器GaAs MMIC NJG1129MD7のサンプル配布開始

新日本無線では、ワンセグ用のチューナーモジュールに最適な広帯域低雑音増幅器(以降LNA)GaAs MMIC NJG1129MD7の開発を完了し、サンプル配布を可能としました。

近年、携帯電話機やカーナビなどで、ワンセグ放送の受信可能な製品が増えておりますが、端末の受信感度不足のため、高利得/高い線形性/低雑音を有した高性能LNAが市場要求となっています。新日本無線では、このような要求を満たすために、NJG1134HA8(08年3月27日発表)を開発しましたが、NJG1129MD7はさらなる感度向上を求める市場要求に応えるために開発された、ワンセグ用広帯域LNA GaAs MMICです。

NJG1129MD7は、広帯域470~770MHz (UHF帯)に対応したLNAで、W-CDMA用LNAの設計技術を応用することで、15dB typ. (@f= 470~770MHz)の利得を実現しています。(NJG1134HA8 : 10dB typ. (@f= 470~770MHz))また、NJG1129MD7は、GaAs HEMTプロセスを使用することにより高い線形性(P-1dB(IN)= -6.0dBm, IP3= +1.0dBm typ.)と、低雑音(NF= 1.4dB typ.)を実現しています。

さらに、放送局に近い地域などの強電界入力時にはアンプ歪み防止のため、内蔵LNAを介さないバイパスモード(Low gainモード)にすることで、低ひずみ( P-1dB(IN) = +12.0dBm , IP3 = +20.0dBm typ.)を実現しました。高い利得とパイパスモードの搭載で、安定受信を可能にするNJG1129MD7は、携帯電話機やカーナビなどワンセグチューナーモジュール搭載機器に最適です。

NJG1129MD7は
  1. バイパス機能により強電界時でも安定した受信が可能。
  2. 低雑音(NF=1.4dB typ.)により、受信感度の向上に貢献。
  3. GaAs HEMTプロセスにより高い線形性(P-1dB(IN)= -6.0dBm, IP3= +1.0dBm typ.)を実現。
  4. ESD保護素子内蔵により、ESDに対し高耐圧を実現。

などの特徴を有し、ワンセグ受信機を内蔵した小型携帯端末に最適です。

<開発製品一覧>
製品名 機  能 応  用 外 形
NJG1129MD7 バイパス機能付き
ワンセグ用広帯域低雑音増幅器
  • 携帯電話
  • PNDカーナビ
  • カーAVなど
EQFN14-D7
NJG1129
<製品の機能および特徴の概要> [High Gainモード] [Low gainモード] <生産予定/サンプル価格>

新日本無線では、NJG1129MD7のサンプル配布を2008年12月より開始し、生産は2009年1月より月産50万個で立ち上げる予定です。なお、サンプル価格は@¥100です。

詳細なスペックはこちら
NJG1129MD7

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