ライセンスフリーでハイコストパフォーマンス、2ch信号から5.1chオーディオ信号を簡易生成

2007年1月30日

簡易5.1chサラウンドプロセッサ NJW1186のサンプル配布開始

新日本無線では、CRTTVやホームシアターなどの立体音場再現(以降サラウンド)に最適な5.1chサラウンドプロセッサNJW1186の開発を完了し、サンプル配布を可能としました。

先進国での家庭用TVはFPDTVが急速に普及していますが、BRICsにおいてはコスト競争力のあるCRTTVのニーズは今後も続くと予想され、いまだに巨大な市場となっています。しかし、近年のCRTTVはコスト削減のために、画像処理·音声処理などのTV信号処理機能のSoC化(System On a Chip)が進んでおり、その結果CRTTVの音に関してはどの製品も画一化された特徴のないものになっています。よって、CRTTVの音の差別化がBRICsにおける巨大市場でのシェア獲得のための重要な要素となってきました。NJW1186は、このような要求に応えるために開発された簡易5.1chサラウンドプロセッサです。

NJW1186は、パッシブ方式のマトリックス回路、センターch用BPF(Band-Pass Filter)、サブウーファch用LPF(Low-Pass Filter)、サラウンドch用擬似ステレオ回路、および各ch用トリマーで構成されており、2chのステレオ信号からセンター成分、サラウンド成分およびサブウーファ成分を抽出し、簡単に5.1chサラウンドサウンドを実現することができます。 さらにリアサラウンドchには擬似ステレオ効果をかけ、より効果的な音場再生を実現しました。NJW1186は、ライセンスフリーでありロイヤルティが不要、5.1ch信号生成に必要なセンター用、サブウーファー用のフィルターを内蔵しているため外付け部品を削減できるなど、コストパフォーマンスにも優れています。また、各種モード切り替えおよび定数の設定は、I2Cバスインターフェースを通して設定できます。

NJW1186の主な特徴
  • 2chのシステムにNJW1186を加えるだけで2chから5.1chシステムが構成可能
  • ライセンスフリーで簡単に5.1chのシステムを使用可能
  • センター用、サブウーファー用のフィルターが内蔵されているため、外付け部品を削減

などの特徴を有し、大音量&重低音化が構造的に有利なCRTTVのサラウンド化に最適です。

<開発製品一覧>
製品名 機  能 応  用 外 形
NJW1186 5.1chサラウンドプロセッサ CRTTV、ホームシアターなど DMP20
NJW1186
<製品の機能および特徴の概要>
· 動作電源電圧   7.5~13V
· I2Cバスインターフェース
· パッシブマトリックスサラウンド回路内蔵
· センターch用BPF & トリマー内蔵
· サブウーファch用LPF & トリマー内蔵
· サラウンドch用擬似ステレオ回路 & トリマー内蔵
· Bi-CMOS構造
· 外形   DMP20(実装面積 10.0×6.8mm)
<生産予定/サンプル価格>
弊社では、NJW1186のサンプル配布を2007年1月より開始し、生産は2月より月産50万個で立ち上げる予定です。
なお、サンプル価格は@¥150です。

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