さらに進化した新方式バーチャルサラウンドでより自然な立体音場を再現

2007年1月11日

SRS TruSurround HD/HD4搭載オーディオ用DSP NJU26150-19Aの開発

新日本無線では、米国SRS Labs, Inc.が開発したSRS TruSurround XTを進化させた新方式のバーチャルサラウンドSRS TruSurround HD/HD4を搭載したDSP、NJU26150-19Aの開発を完了しました。

近年、地上デジタル放送、DVDの急速な普及により一般家庭にも5.1chサラウンド音源が当然のように入り込んできており、今後の5.1chサラウンド対応TVやAVシステムの普及が期待されております。しかし、一般家庭で5.1chサラウンドを楽しむには再生装置の複雑さ、スピーカへの配線の煩雑さの課題があるのが現状です。その様な市場の要求に応えるため、さまざまなフロント2スピーカでのサラウンド技術がありますが、NJU26150-19Aは、その中のひとつであるSRS TruSurround XTをさらに進化させた新方式のバーチャルサラウンド技術 SRS TruSurround HD/HD4を搭載したDSPです。

NJU26150-19Aに搭載したSRS TruSurround HDは、従来のSRS TruSurround XTに対して高域を明瞭にするDefinitionを搭載、内蔵されたSRS TruBassによる低音増強効果に加えて、Definitionによる高域補正が加わったことで、幅広い周波数帯域においてバーチャルサラウンドを実現します。また、TruSurround HD4は、従来のフロント2スピーカサラウンドのSRS TruSurround XTに対してフロント再生用のステレオスピーカとリア再生用のステレオスピーカを前方に配置した計4つのスピーカと4チャンネルアンプで構成されており、 SRS TruSurround XTと比較すると、サラウンド効果が飛躍的に向上しており、高品質な立体音場再現を可能としました。

SRS TruSurround HD/HD4の特徴
  1. SRS TruSurround XTに対しサラウンド効果の向上

    フロントとリアの信号を完全に分離して処理をすることで、出力段でのフロント側とリア側の音声の混合時に相互信号の干渉が皆無になり、より適切なポジショニングと音場生成が可能になっています。その結果、視聴者の個人差を解消し、フロントスピーカだけの再生音とは思えない程のサラウンド効果を可能としました。

  2. 広いスイートスポット

    家庭の居間での使用を考える際に極めて重要な要素となる広いスイートスポットは、スピーカの軸上を除く広い範囲に形成します、また縦方向は正常に音が届く範囲にスイートスポットが形成されます。

  3. 明瞭なセリフ・安定したセンター定位

    センターチャンネル成分にセリフの明瞭感を高めるSRS Dialog Clarity (ダイアログクラリティ)技術が挿入されており特に音の成分を聞きやすく補正しています。また、セリフや歌声はセンターチャンネルにしか存在しないと言う原則に従い、本来のセンターチャンネルの成分だけを出力する処理を行っています。

  4. 自然な音場創生

    6つのスピーカで作り出す強いポジショニング効果をバーチャルで作り出すことにより、多チャンネルの音源ソースを有効に活用した、より自然に近い音場の創生を特徴とします。

NJU26150-19Aは、TV、ミニコンポなどフロントのみにしかスピーカを搭載できない機器で、飛躍的向上したサラウンド効果で高品質な立体音場再現を可能としました。

<開発製品一覧>
製品名 機  能 応  用 外 形
NJU26150-19A SRS Circle Surround II
/Passive Matrix SRS TruSurround HD/HD4 Decoder
  • TV
  • ミニコンポ
  • アクティブスピーカなどの
      フロントマルチスピーカ製品
QFP32-R1
NJU26150-19A
<製品の機能および特徴の概要>
SRS TruSurround HD/HD4 機能
マスターボリューム
Mono-To-Stereo 機能搭載
SRS TruBass/SRS TruBass-II機能
SRS Circle Surround II 機能
<生産予定/サンプル価格>
弊社では、NJU26150-19Aのサンプル配布を2006年12月より開始し、生産は1月より月産10万個で立ち上げる予定です。
なお、サンプル価格は@¥700です。

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