450MHz帯CDMA携帯電話用低雑音増幅器として最適

2007年4月26日

バイパス回路付き低雑音増幅器 GaAs MMIC NJG1128HB6のサンプル配布開始

新日本無線では、450MHz帯CDMA携帯電話向けに最適なバイパス回路付き低雑音増幅器 GaAs MMIC NJG1128HB6の開発を完了し、サンプル配布が可能となりました。

高周波回路をCMOS技術で実現するCMOS RF ICでは、RF IC内に高性能な低雑音増幅器を構成することが難しいことから、外部部品として高性能低雑音増幅器が必要とされています。NJG1128HB6はこのような要求を満たすことを目的として開発された、450MHz帯CDMA携帯電話端末を主用途とするバイパス回路付き低雑音増幅器です。NJG1128HB6は、低雑音増幅器、バイパス回路、制御用ロジック回路で構成され、低歪特性 IIP3=+8dBm min. @460~470MHz (High gainモード時)を実現することにより、受信系回路ブロックの設計が容易となります。

電界入力が通常時の場合、内蔵の低雑音増幅器を介してRF信号を増幅する動作 (High gainモード) となりますが、強電界入力時には信号の増幅が不要となるため、NJG1128HB6は低雑音増幅器を介さないバイパス回路を内蔵し、低雑音増幅器をスタンバイ状態にする (Low Gainモード) ことで消費電流の低減を実現しました。上記、High gainモード/Low Gainモードの切替えは、制御用ロジック回路によって1ビットのコントロール信号で切替えることができ、マイコンなどによる制御が容易に行えます。

NJG1128HB6の主な特徴
  1. HJ FETプロセスを採用したことにより、高い線形性を実現。
      IIP3 = +8dBm(min.) @High Gainモード / IIP3 = +15dBm(min.) @Low Gainモード
  2. Low Gainモード時には15µA(typ.)の低消費電流を実現。
  3. 制御用ロジック回路を内蔵することによって、モードの切替えが容易 (コントロール電圧"High"=High Gainモード)。

などの特徴を有し、450MHz帯CDMA携帯電話端末用低雑音増幅器として最適です。

<開発製品一覧>
製品名 機  能 応  用 外 形
NJG1128HB6 バイパス回路付き
低雑音増幅器 GaAs MMIC
  • CDMA 450 FWP
  • CDMA 450携帯電話端末
USB8-B6
NJG1128HB6
<製品の機能および特徴の概要>
[High Gainモード]
高IIP3   +8dBm(min.) @460~470MHz
高小信号利得   15dB(typ.) @460~470MHz
低雑音   1.4dB(typ.) @460~470MHz
[Low Gainモード (Bypass mode)]
高IIP3   +15dBm (min.)  @460~470MHz
低消費電流   15µA(typ.)
  
小型パッケージ   USB8-B6 (1.5× 1.5× 0.55mm)
低電圧動作   +2.8V
ESD保護回路内蔵
<生産予定/サンプル価格>
弊社では、NJG1128HB6のサンプル配布を2007年4月より開始し、生産は6月より月産30万個で立ち上げる予定です。
なお、サンプル価格は@¥50です。
詳細なスペックはこちら
NJG1128HB6

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