FMとAM検波回路を一体化、省電力設計の多目的受信機に最適

2006年9月29日

100MHzミキサ付きFM/AM IF検波IC NJM2552のサンプル出荷開始

新日本無線では、FM用とAM用検波回路を一体化した多目的広帯域受信機用IF検波IC、NJM2552の開発を完了し、サンプル出荷を開始しました。

ビジネスユース、レジャーユースとさまざまな用途を想定した多目的広帯域受信機(ワイドバンドレシーバー)は、FMモードでFM放送やTV放送を、AMモードで中波·短波放送や航空無線·アマチュア無線などの信号を受信できるため、近年情報収集ツールとしての市場が広がっています。用途の増加につれて受信周波数の広帯域化や感度特性の向上が重要要求となっています。また、多目的広帯域受信機の製品化にあたっては、省電力化設計や集積度を高めた小型実装技術への取り組みが行われ、特にバッテリー駆動タイプのコンパクトハンディー機では、新企画製品の実現を左右する重要·不可欠な要素となっております。NJM2552はこのような市場やメーカーの要求に応えるため、FM用とAM用検波回路を一体化し、さらに低電圧動作、低消費電流を実現した受信機用IF検波ICです。

NJM2552は、ミキサ·RSSI(Received Signal Strength Indicator)·FM検波回路に加え、AM AGC(Automatic Gain Control)を含むAM検波回路で構成されたICで、安定した広帯域信号の受信が可能です。また低電圧動作(動作電圧範囲=2.2V~9V)、低消費電流(FM動作時=2.5mA,AM動作時=5.0mA)であり、さらにAM検波回路を内蔵したことにより外付け部品の削減、および小型パッケージSSOP20(6.5×4.4×1.15mm)に搭載したことで実装基板の省スペース化が可能となり、あらゆる用途で活用の場を広げつつあるコンパクトハンディー型多目的広帯域受信機に最適です。

NJM2552の主な特長
  1. 温度特性に優れたRSSI回路を内蔵
  2. 低電圧·広動作電圧範囲/低消費電流
    動作電圧範囲=2.2V~9V/FM動作時=2.5mA,AM動作時=5.0mA
  3. 省スペース 小型パッケージ「SSOP20 実装寸法 6.5×4.4×1.15mm」の採用
    AM検波回路内蔵により外付け部品の削減で実装基板の省スペース化が可能

などの特徴を有し、多目的広帯域受信機のIF検波に最適です。
また、AM検波出力端子(14pin)とAM AGC制御入力端子(18pin)の間にR·C平滑回路を接続することによりAM検波出力レベルを一定に自動制御できます。

<開発製品一覧>
製品名 機  能 応  用 外 形
NJM2552 100MHzミキサ付き
FM/AM IF検波IC
アマチュア無線、CB無線、
業務用無線、多目的受信機
SSOP20
NJM2552
<製品の機能および特徴の概要>
· 電圧動作   2.2~9.0V
· 低消費電流 FM   2.5mA(V+=2.7V,AM SW=OFF:FM部のみ動作)
      FM&AM   5.0mA(V+=2.7V,AM SW=ON:AM·FM部動作)
· 最大ミキサ入力周波数   100MHz(参考値)
· IF入力周波数   450kHz(標準)
· バイポーラ構造
· 外形   SSOP20( 6.5 mm×4.4 mm×1.15mm )
<生産予定/サンプル価格>
弊社では、NJM2552のサンプル出荷を2006年9月より開始し、生産は10月より月産10k個で立ち上げる予定です。なお、サンプル価格は@¥200円です。
詳細なスペックはこちら
NJM2552

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