電池駆動小型携帯無線機器の周波数ダウンコンバータ小型化に貢献

2006年8月21日

微弱・特定小電力(無線機器)用ミキサーIC NJM2288のサンプル出荷開始

新日本無線では、微弱無線機器・特定小電力無線機器などの周波数ダウンコンバータに最適なミキサーIC、NJM2288の開発を完了しサンプル出荷を開始しました。

NJM2288は、ミキサー、ローカルアンプ、バイアス回路などで構成されたミキサーICで、アンテナで受信したRF(Radio Frequency)信号と、局部発振回路からのローカル信号を入力しIF(Inter Frequency:中間周波数)信号への周波数変換を実現します。

ミキサー回路を内蔵した、微弱無線機器・特定小電力無線機器用ICも市場に出ていますが、ゲイン不足などの問題点があり、ミキサー回路をディスクリート部品で構成しているケースが多いようです。また、ディスクリート部品でミキサーを構成した場合は、温度特性を補正するために外部のバイアス回路を工夫する必要があるなど、回路設計者の負担が増加します。NJM2288は、高い変換利得、優れた温度特性、低電圧、低消費電流動作、小型パッケージ搭載などでこれらの問題点を解決できます。

NJM2288の主な特徴
  1. 優れた変換利得特性
    • 変換利得=9.0dB
    • 「入力インピーダンス=870ΩのMCF(Monolithic Crystal Filter)使用時」温度特性 変換利得偏差±2.0dB(-40℃~+85℃)
  2. 低電圧動作・低消費電流
    • 最低動作電圧=2.0V 消費電流=2.8mA @429MHz,2.2V
  3. 省スペース・小型パッケージ「SOT-23-6-1(MTP6)実装寸法2.9×2.8×1.3mm」を採用、バイアス回路内蔵による外付け部品の削減などで実装基板の省スペース化が可能

などの特徴を有し、電池駆動の小型携帯無線機器の周波数ダウンコンバータに最適です。

<開発製品一覧>
製品名 機  能 応  用 外 形
NJM2288 微弱・特定小電力用ミキサーIC 各種電池駆動小型携帯無線機器 SOT-23-6-1
NJM2288
<製品の機能および特徴の概要>
· 低電圧動作 2.0~5.5V
· 低消費電流 2.8mA (429MHz、2.2V)
· 変換利得 9.0dB (429MHz、2.2V)
· 優れた温度特性   変換利得偏差 2.0dB
 (-40℃~+85℃、429MHz、2.2V、参考値)
· 入力周波数 300M~500MHz(推奨範囲)
· ミキサーインターセプトポイント -12dBm (429MHz、2.2V)
· ローカル入力インピーダンス 9.1kΩ
· バイポーラ構造
· 外形 SOT-23-6-1(MTP6-1) 2.9×2.8×1.3mm
<生産予定/サンプル価格>
弊社では、NJM2288のサンプル出荷を2006年8月より開始し、生産は9月より月産10k個で立ち上げる予定です。なお、サンプル価格は60円です。
詳細なスペックはこちら
NJM2288

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