トップメッセージ
現代社会の繁栄は、エレクトロニクス技術の発展の上に成り立っていると言っても過言ではありません。
私たち新日本無線は、我が国のマイクロ波技術と半導体技術のパイオニアである日本無線(株)の技術と成果を継承するかたちで、1959年に誕生しました。以来、独自の技術を練磨し、特色ある製品を生み育てることによって、エレクトロニクス技術の発展に寄与し続けてまいりました。そして現在では、LSI技術とマイクロ波技術の融合「μ&μ」技術を旗印として、マルチメディアという時代の要請に積極果敢に応え続けております。
私たち新日本無線は、常に時代を見すえた企業戦略と、刻々と進化する技術に先駆する高度なテクノロジーを糧として、幅広い先端分野や産業社会の発展に貢献し続けてまいります。
未来に向かって
私たち新日本無線の社会的責任(CSR)は「企業とは社会的な装置である」との考え方に基づいています。
社会の一員として存在していくためには、社会に存在する確かな意義をもって社会的な価値を生み出せる存在でなければならないということを従業員一人ひとりが理解し、自ら判断して行動することが大切であると考えています。
そこで、新日本無線グループでは、社会的責任経営を推進するために「CSRビジョン」の下でそれぞれ特徴のあるCSR活動を展開しています。
2011年3月11日に発生した東日本大震災によってサプライチェーンや電力供給制限など、さまざまな影響がある中で、ステークホルダーの皆様との対話に努めながら、刻々と変化する社会の期待や要請にお応えしなければなりません。
私たちは、私たちのビジネステーマとも言えるμ&μ技術を軸とした最適部品を提供することで、持続可能な社会の実現に貢献できるよう未来に向かって歩み続けてまいります。
自然との調和を目指して
地球環境の保全は、ますます世界共通の重要課題となってきており、日本国内においても官民あげてさまざまな取り組みが行われています。
地球温暖化対応では、2009年9月、当時の鳩山政権が掲げた「1990年に比べてCO2の排出量を25%削減する」という目標を受けて、政府は温暖化防止のための国民的運動を「チャレンジ25キャンペーン」として展開し、地球温暖化防止のための行動の実践を広く国民に呼びかけています。
また、生物多様性についても、2010年10月に名古屋で開催された「生物多様性条約第10回締約国会議(COP10)」において「愛知目標(愛知ターゲット)」が採択されました。これにより「人類が自然と共生する世界を2050年までに実現する」ことが目標として示されるなど、今後より一層、民間企業の役割が重要となってくると考えています。
このような中、私たちは社会との連携を通じて生物多様性保全にも配慮しながら、今後も環境意識の向上に努め、環境保全活動を推進するとともに「きれいな水と緑の地球に住みたい」という思いを込めて積極的に取り組んでまいります。
この「CSR・環境レポート2011」は、新日本無線グループの2010年4月から2011年3月までの活動内容を中心にご報告しています。皆様から忌憚のないご意見やご感想をいただければ幸いに存じます。
